BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の特命戦隊ゴーバスターズ

 エンターの計画によってついに実体を得ようとするメサイア。その危機を伝える通信が、亜空間にいるヒロムの父から特命部へともたらされる。メサイアをシャットダウンするため亜空間への突入準備を開始するゴーバスターズだが、それを阻止するため、エンターとエスケイプが総攻撃を仕掛けてくる・・・というのが今回のあらすじ。
 本来なら悪の組織の本拠地への殴り込みというのは最終回あたりでやるものですが、何かと戦隊のパターンを破るこの番組は、それを中盤の山場に持ってきてしまいました。いつもの暑苦しい衣装を脱ぎ本気の戦闘服に着替えて襲いかかるエンターにレッドバスターも窮地に陥りますが、車を爆発させて飛び散ったタイヤでエンターの視界を一瞬ふさぎ、その間に高速移動で肉薄する場面がかっこよかったです。格納庫への侵入を許したものの、司令官たちの決死の足止めのおかげもあり、ついに亜空間への突入に成功。次回は今までヴェールに包まれていた亜空間の実態が明らかになりそうですし、劇場版に登場したメガゾードεも登場するようで、非常に楽しみです。

 しかし、基地に敵が侵入してきたときに迎え撃つのが司令部のメンバーと整備員って、この基地に保安要員はいないんでしょうか。特命部は組織的にはエネルギー管理局の一部門であって軍事組織ではありませんから仕方ないのかもしれませんが、なんだか心細い話です。