BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ネオ・ウルトラQ

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 放送開始前の小さな予告番組が放送されていたので録画。「ネオ」とつくものってあんまりパッとしない印象があるのは私だけでしょうか。今まで生きてきて「ネオ」がつくもので「すげー!」と思ったのはネオグランゾンだけですし。

 もはやほとんど黒歴史扱いの「ウルトラQ dark fantasy」もそうですけど、「ウルトラQ」のリメイクというのは力みすぎというか、そんなに難しく考えないでいいんじゃないの?という印象があります。当時のスタッフの方やファンの方には失礼かもしれませんけど、ストーリー性という点においてはウルトラQウルトラマンウルトラセブンには及ばないと思います。そっちの方が後ですから当然かもしれませんが。もちろん「バルンガ」のようにメッセージ性の高い作品もありますけど、「育てよ! カメ」とかいまだになんだかわかりません。

 ウルトラQの最大の特徴は、それまで映画のスクリーンの中でしか見られなかった怪獣が、毎週テレビで見られるようになったということにあるんじゃないでしょうか。ただ、もはや怪獣を出すだけでは視聴者に衝撃は与えられないので、そうなるとストーリーやメッセージ性の方に力を入れなければならないというのが、ウルトラQをリメイクする場合の宿命なのかもしれませんが。それでも、やはりウルトラQである以上はとにかく怪獣を出してほしいです。あんまり怪獣が出てこなかった「ウルトラQ dark fantasy」は、ただの「世にも奇妙な物語」になってしまったわけですから。

 WOWOWには加入していませんが第1話は無料放送らしいので、とりあえず見てみます。残りはDVD待ちかな・・・。