BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーウィザード

 ある嵐の夜。ラーメンの屋台でいつものようにラーメンに大量のマヨネーズをかける攻介・・・はどうでもいいですが、面影堂では輪島さんが新たな指輪を2つ完成させていました。一つは自由に衣装を変えられる「ドレスアップ」の指輪。ポワトリンも同じような魔法が使えましたね。そしてもう一つは筋肉モリモリマッチョマンになれる「エキサイト」の指輪。マジレンジャーのアニキことマジグリーンも同じような魔法が使えましたが、魔法使いのヒーローはマッチョになれる魔法が使えなきゃならないという決まりでもあるんでしょうか。一方、ワイズマンにウィザードとの戦いを禁じられストレスの募るフェニックスは、たまたま出くわした酔っ払いたちをボコボコに。あのイライラぶりなら全員消し炭に変えていてもおかしくはありませんでしたが、彼にしてはずいぶん手加減しましたね。そこに偶然通りかかった凜子は、暴行事件の犯人としてフェニックス=ユウゴを追うことに。

 翌日、ファントムに襲われる女性を助ける晴人と瞬平。瞬平の言うとおり誰かとつながっていないと不安でしょうがないらしい彼女は、2人の話そっちのけで食事会やダンス教室に行ってしまうような人。それに目を付けたファントム、ベルゼバブは、彼女の周囲の人々を操って彼女を爪弾きにし、孤独に追い込んで絶望させようと企む。ファントムは人間を絶望させようとするぶん、他のシリーズの怪人と比べて陰湿な奴が多いですね。しかしベルゼバブとは、いきなりとんでもない大物がでてきましたね。魔界のナンバー2じゃないですか。メガテンシリーズでは大概隠しボスとか2周目にならないと戦えないとか、そういうもったいぶった扱いをされてますね。当然こっちのベルゼバブも、空間歪曲を駆使してウィザードとビーストを苦しめる強敵。

 一方、ユウゴの足取りを追う凜子。ファントムになる前は花屋で働くおとなしい青年だったとは、今とは正反対ですね。改めて、ファントムになる前と後では全くの別人なのだと思い知らされます。彼と凜子が絡んでくるとは予想外の展開ですが、こちらも気になりますね。