BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーウィザード

 空間を自由に歪曲させる強敵・ベルゼバブの前にピンチに陥る晴人。そのピンチを救ったのは、白の魔法使いだった。さらなる強さを求める晴人に、白の魔法使いは彼の中のドラゴンの力を限界にまで引き出すための試練を与える。四属性の攻撃を容赦なく繰り出してくるドラゴンの試練に見事打ち勝った晴人は、新たなアイテム・ドラゴタイマーを手に入れる。

 一方、暴行事件の容疑者を追っていた凜子は、フェニックス=ユウゴと遭遇。彼女とのやり取りで彼女を気に入ったユウゴは、ベルゼバブが人間を操るからくりを彼女に教える。ハエのように小さいしもべを人間に取り付かせて操っていたとは、さすがは蝿の王と呼ぶべきか。取りつかれた人たちを容赦なくひん剥いていく凜子もすごかったですけど。

 しかし、しもべはあくまでただの魔力受信機であり、一度でもベルゼバブの魔力を注入された人は、ベルゼバブが死ぬまで彼の意のままだった。再び人々を操り、ゲートを絶望させようとするベルゼバブ。そこに試練を乗り越えた晴人が駆け付け、4体に分身してドラゴンを撃破。かっこよかったのは確かですが、結局数で圧倒しただけというのが、なんだかなぁ・・・。

 一方、凜子は礼を言いがてら再びユウゴのもとへ。ファントムも人間と近づけるのではないか。そんな淡い期待を抱き、何やら欲求不満な様子のユウゴにやりたいようにすればいいと助言する。しかし当然、フェニックスの望みは暴れたいように暴れることであり、凜子の言葉は完全に藪蛇の結果に。オルフェノクやファンガイアと違って、やっぱりファントムとは歩み寄れそうにありませんね。

 次回、悪い方向に吹っ切れたフェニックスが大暴走。不死身の彼との決着も、そろそろつきそうな気配がしてきましたね。