BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーウィザード

 前回の大ピンチの状態からの続きですが、ウィザードがドラゴタイマーを使ったことで割とあっさり解決。「コヨミに魔力供給をしたから使えないのでは?」という意見が先週あちこちで見られましたが、そういう人はみんな「なんだ、使えんじゃん」と思ったことでしょうね。

 ひとまず危機を脱し、中本に攻介のベルトが盗まれたときの状況を聞く凜子ですが、その内容と態度の不審さから、ベルトを盗んだのはファントムではなく中本だと確信。これを聞いた攻介はド直球にも本人に問いただし、その結果として中村の研究室から締め出しをくらう羽目に。

 その後、瞬平がビーストのベルトを見つけたと研究所に走り込んできたのを見た中本は、慌てて自分の隠していたベルトを確認に走り、それがもとで露見してしまうことに。瞬平が持ってきたベルトは、ゴーレムに頼んで作ってもらったものでした。こういうところでも役に立つんですね、ゴーレムの器用さは。

 かつて大きな発見をしたものの、研究所の所長にその手柄を横取りされてしまい、その無念を晴らせる発見をしたい一心で盗みに走ってしまった中本。そんな彼をかばう攻介は、魔力切れで絶体絶命の状況に陥っているにもかかわらず、今の自分の状況にワクワクしているという心情を吐露。

 そこに再びスプリガンが襲来し、ウィザードが応戦。加勢しようとする攻介に、その飽くなき純粋な好奇心に自らの初心を思い出させられた中本はベルトを返し、さらに発掘品も託すのでした。そして攻介は発掘品を使って新たな姿・ビーストハイパーに変身。金と青をベースにしたカラーリング、おまけに獣使いということで、どうしてもライジングイクサを思い出してしまいます。ただ、腕のそうめんにも攻撃判定があるとは思いませんでした。ビーストハイパーの力でスプリガンを撃破した攻介は、再び海外に発掘調査に旅立つ中本を見送るのでした。

 一方、「すべてを知りたい」と語るグレムリンは、洞窟の中で鎖につながれた男の前に・・・。