BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 〜闇を照らす者〜 第7話感想

 牙狼シリーズを最初から見てきた人間なので、この番組を普通の特撮ヒーローものと同じように見ていたら怪我をするのは承知していましたが、シリーズ全体を見渡してみても類を見ないぐらい後味の悪い話でしたね。ようやく猛竜の鎧召喚が見られたというのに、その高揚感があのラストで一発で吹き飛びました。怪人に襲われた人はヒーローに助けられれば一安心・・・という特撮ヒーローものの不文律をひっくり返す結末に唖然としました。シティには灯に誘われる蛾のようにひっきりなしに移住希望者がやってくるんですから、出ていく人間ぐらい見逃しても構わないように思えますが、それでも執着する理由があったのか。ゲートが東京から出て行っただけで追うのをやめちゃうファントムとは大違いですね。