BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

非公認戦隊アキバレンジャーシーズン痛 第10話感想

 ああ、シーズン痛はアルパカが出てくる前に分岐しちゃったから信夫たちは知らないんだなと、月島あらため浅草あらため亀有アルパカを見て思いました。今回は声を演じる関さんまで人間体の役で出演して豪華。まぁステマ乙の係長の中では特にインパクトのあるデザインですし、今後スーパー戦隊(どころか特撮ヒーロー作品)にアルパカの怪人が登場する可能性はかなり低そうなので、今のうちに出しちゃうことには賛成です。井上脚本によくあるわざと急所を作ってスリルを楽しむタイプの敵キャラは、最近ではゴーカイジャーのキアイドーがそうでしたね。

 ベッドシーンのピロートークで悪の組織について語るなよ・・・と思っていたら、ツー将軍下剋上にあうの巻。一度権力の座から追いやられた幹部が自分を追いやった幹部を倒して権力の座に返り咲く、という展開自体が、スーパー戦隊シリーズで何度も繰り返し描かれてきた悪のドラマの王道パターンのオマージュであることは言うまでもありません。

 そして、謎の入院患者の正体がついに判明。それはなんと、八手三郎! ツー将軍がマルシーナに倒されると同時にその容体が急変し、さらに博世さにより「スーパー戦隊シリーズがなくなってしまった」という信夫たちにとって史上最大の危機の一報が! 八手三郎が危篤状態であることを知る由もない信夫たちは、この危機をどう乗り越えるのか。

 ・・・しかし、公式サイトの6月のゲストの中に平田裕香さんの名前があって、戦隊ファンとしては当然メレが何らかのかたちで登場するのかと期待したら、メレとは何の関係もないナースの役でした。長澤奈央さんといい、シーズン痛は公認様の役者さんを妙に無駄遣いしますね・・・。