BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の衝撃ゴウライガン!!

 百日後に地球に押し寄せる千人の敵を迎え撃つため、逃げ出した四人の囚人を捕まえ味方につけようとするゴウ。その手始めとして、酒と女が大好きな光人ライと対決することに。


 女性特有のあの日には怪物が見えなくなり調子がいいというヒトミ。全くもって不可解な体質ですね。しかし、毎回原チャリで爆走してきてはヒトミをひき殺しかけるあの女はなんなんでしょう。アイツの方がよっぽど怪物じみて見えますけど。

 街でいろいろな男に変身しては、女たちをひっかけて今回のサブタイトル通りの酒池肉林を楽しむライ。一方、ゴウもまた砂浜に落ちていた雑誌の「貧弱だった僕が・・・」という例の広告の男をモデルに人間の姿に化けて囚人を探すことに。ウルトラマンたちが地球上での活動にあたって、我が身を犠牲にして他人を助けようとした勇気ある地球人の体を借りたりモデルにしたりしていたのに比べるとなんとも適当ですが、らしいといえばらしいですね。探索の途中、和食の店で地球の料理を堪能した末に無銭飲食でもめそうになったところを、その場にいたヒトミに助けられるゴウ。今まで地球を陰ながら守ってきた一族にしては、ものを買ったり食べたりするにはお金が必要という基本的な文化すら知らないというのはどうなんでしょうか。

 ゴウとの遭遇戦で光人としての闘争本能に火をつけられたライは、彼との決闘に臨むことに。負けた方は勝った方の舎弟になるというのが掟とは、光人のメンタリティは変わっていますね。雨宮監督のセンスが爆発した摩訶不思議な空間での決闘の末、ライが放った電撃を、ゴウは放り投げた武器を避雷針にしてかわし、その隙にライに必殺の掌底を叩き込んで勝利。さすがに戦いに関しては頭も回りますね。地球を守ることは女を守ることにつながる、とゴウに諭され、彼の舎弟となって地球を守ることにするライ。酒好き、女好きはそのままでいいんだ・・・。

 そしてゴウ、ライの2人は、ヒトミのおばあちゃんにバイトとして雇われて古道具屋で働くことに。どう見てもバイトが必要なほど忙しそうには見えませんが・・・。