BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の獣電戦隊キョウリュウジャー

 鉄砕の遠い子孫であり、アミィが愛読する少女マンガ「らぶタッチ」の作者・真也から、自分の代わりに病気のファンのもとへお見舞いに行ってもらうように頼まれたアミィ。そんな真也の行動を軟弱だと憤る鉄砕だったが・・・。

 以前からアミィとラッキューロの愛読書として登場していた「らぶタッチ」。まさかこれを巡って一話エピソードが作られることになろうとは。スピリットベースに置いてあるアミィのマンガを読んでいたので何気に「らぶタッチ」について詳しいトリンに笑いました。森川ボイスで少女マンガについて解説とは、なかなか貴重です。ラッキューロの場合、実際にデーボス軍としての使命よりもマンガの方を優先するというのが実にありそう。怪人を巨大化させようとしたとき、スクスクジャイロだけがぽつんと置いてあったのにも笑いました。

 モンスターを生み出すことができず、進化させたゾーリ魔を作戦に投入するデーボス軍。ここまで戦力の払底した悪の組織を見るのは珍しいですね。逆に言えば、ここまで戦闘員が活躍する悪の組織も珍しいのですが。ビューティフルゾリー魔ーの変身シーンがプリキュア風、セーラームーン風で笑いました。

 しかし、ウルトラマンギンガでオネエ系のナックル星人が出てきたと思ったら、キョウリュウジャーでやっぱりオネエ系の戦闘員が現れ、とどめに鎧武でオネエ系ライダーが大暴れ。日本を代表する特撮番組がそろいもそろってしめし合わせたかのようにオネエ系キャラを出してくるとは、日本の特撮に一体何が起こっているんだ・・・。