キョウリュウジャーVSゴーバスターズ、さっそく見てまいりました。一部ネタバレを含む感想となりますので、未見の方はご注意を。
- 宇宙大恐竜ボルドスの手下として登場するネオグリフォーザーとネオガイルトン。グリフォーザーはともかく、第2話で退場したガイルトンを模した奴なんか手下でいいのかボルドス?と勝手に心配してしまいます。しかし考えてみればエヴォリアンは本当の意味で自前の幹部と言えるのはミケラとヴォッファだけでしたし、この2人は自分で「文科系」と言っちゃう奴らでしたからね。本当に、アバレキラーがいなければアバレンジャーは半年ぐらいで戦いを終えられたんだろうなぁ・・・。
- 互いにオヤジギャグで爆笑し合うなど妙に意気投合してしまうノッさんとリュウジの三十路コンビ(と、それに巻き込まれかける三十路目前のウッチー)。さもありなんなコンビですけど、個人的にはノッさんと凌駕の絡みもみたかったですね。舞ちゃんを引き取って育てている凌駕の経験は、きっとノッさんの役に立つはず。舞ちゃんはアバレンジャー当時5歳でしたから、今は16歳・・・難しい年頃だなぁ。
- ダイノホープを奪われ洗脳され、自分たちの相棒となる恐竜たちを倒すため恐竜時代へ飛んでしまったキョウリュウジャー。それを救うため、ゴーバスターズだけでなく黒リンこと黒木司令官もスピリットベースに。しかし、黒リンのオールバックがゴーバスターズ放送当時よりピッチリしていて思わず笑ってしまいました。そしてトリンを見てフリーズしそうになるヒロム。名前はともかく、見た目はそんなに鶏っぽくないんだけどなぁ・・・。
- さらに助っ人として登場するアバレブルーこと幸人。ドリケラを見て「トリケラトプスがピンクなんて変わった戦隊だなぁ」というセリフにはニヤリとしました。そして切り札となるスーパー戦隊獣電池にダイノガッツを込める。前々から思っていましたけど、やっぱりダイノガッツとブレイブって似たようなものだったんですね。
- 公開前は三大恐竜戦隊の陰に隠れてしまうんじゃないかと心配していたゴーバスターズでしたが、しっかりと活躍してくれました。陣さんの復活もちゃんと理屈をつけてくれましたし、最後までよい先輩でした。しかしJ、あのいいところでエネトロンをチューチュー吸ってるって、マイペースにも程がある。
- バトルではティラノトリオだけでなく、トリケラトプストリオ、プテラノドントリオ、キョウリュウグリーン&タイガーレンジャーの剣士コンビ、キョウリュウブルー&マンモスレンジャーのパワーコンビと、恐竜戦隊ならではのトリオやコンビが見られるのが面白いですね。必然的にキョウリュウブラックだけ組む相手がいないのが残念ですが・・・。
- ついに最終進化を果たし宇宙から降下してくるボルドスをスピリットベースから観測する弥生と黒リン。
弥生「3,2,1・・・来ます!」
黒リン「ハッ!?」
・・・さすがにこのメガネっ娘ネタまでは予想できなかった・・・。
- スーパー戦隊獣電池にガブティラがカミツキ合体することで守護重ティラノサウルスと爆竜ティラノサウルスが登場。この三体のティラノが並び立つ様は、恐竜についての研究が進む中でティラノサウルスの復元像が変化していった変遷をそのまま表したものでもあるので、戦隊ファンとしてだけでなく恐竜ファンとしても感慨深いものがありますね。
- さらにキョウリュウジン、アバレンオー、大獣神もそろい踏み。ゴーバスターズも絡めるにはああするしかありませんでしたけど、個人的には超伝説雷光斬り、爆竜電撃ドリルスピン、獣電剣稲妻ブレイブフィニッシュの合体技で締めてほしかったですね。
- あれ? そういえば今回は新戦隊のお披露目がなかったな・・・と思ったら、エンディングの後に銀の翼に望みを乗せて烈車戦隊トッキュウジャー、定刻通りに只今到着。ものすごくゆるいノリで戦う姿が思わず「こいつらに任せて大丈夫か?」と心配になってしまいましたが、締めに見せた特殊能力に思わず驚愕。ゴーカイチェンジを初めて見たときほどではありませんが、なるほど、そう来たか・・・と思わずうなってしまいました。