BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の烈車戦隊トッキュウジャー 第7話感想

 いつものなりきりのやりすぎで、ヒカリのけん玉を壊してしまったカグラ。さらにシャドー怪人との戦いで、ライトたちがやる気を喪失してしまい、ぎくしゃくしたまま2人だけで怪人と戦うことに・・・。

 今回のシャドー怪人は、手のハンコを人間に押し付けることで人間のやる気を失わせてしまうハンコシャドー。「帰ってきたウルトラマン」のヤメタランスと似たような能力の持ち主ですが、能力に反して本人はかなりやる気のある怪人だったのが厄介でしたね。これに対するヒカリとカグラの作戦は、いわば人間けん玉攻撃。しかし、「自分は硬い」と思い込むことによって本当に自分の体を鋼鉄のように硬くできるとは、カグラのなりきりはもはや自己暗示を通り越して特異体質の域に至っています。イマジネーションを武器とするトッキュウジャーの攻撃、その自由度は留まるところを知りません。

 結局今回の事件で一番得をしたのは、騒ぎに便乗してストを起こしてちょっと賃上げに成功したワゴンでしょうね。もしか今回の話、先月起きた相模鉄道ストライキが元ネタなのかも・・・。