BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダー鎧武 第23話感想

 オーバーロードの存在を知り、接触を試みようとする紘汰。そんな彼に情報やロックシードを提供しているのがDJサガラだと聞き、貴虎たちに報告する光実。あぁ、とうとう権力志向まで心の中で口にするようになっちゃいましたよ、この子。元からそういうところはあったかもしれませんけど、やっぱり周りにろくな大人がいないのが悪影響に拍車をかけているんだろうなぁ。それはさておき、サガラが紘汰に情報を提供していたことは貴虎たちにとっても意外だった模様。ユグドラシル内での彼の立場はどのようなものなのかは気になっていましたが、今回は「部外者」とまで呼んでいましたね。紘汰たちをベルトの実験台にするためという目的を知ったうえでインベスゲームを流行らせる扇動を行っていたのですから、そこまで知っている人間を「部外者」と呼ぶのはちょっと苦しいような・・・。そんな当のサガラ本人は、オーバーロードたちの前に立体映像で姿を現し、彼らの言語で何事かを会話。一体、彼の正体は・・・。

 一方、以前耀子から奪ったピーチロックシードを試しに使ってジンバーピーチに変身した紘汰は、聴力が飛躍的に高まることを発見し、これを利用してヘルヘイムの森でオーバーロードを探すことに。高速移動が可能になるチェリーに続き、ピーチでは聴力が強化されると聞くと、どうしてもクウガのフォームチェンジを連想します。さっそくヘルヘイムの森でオーバーロード探索に乗り出す紘汰ですが、その前に立ちはだかったのがシド。スイカロックシードを3個同時に使用し、さらに特製のロックシードでリモートコントロールするという戦術で襲いかかります。しかし・・・カチドキアームズに変身した鎧武は、2体のスイカの挟み撃ちにあっても無傷という恐ろしいまでの強さを発揮し、瞬く間にスイカをすべて撃破。さらにお前に構っている暇はないと、ジンバーチェリーに変身してシドを翻弄してその場を離脱。もはやシドよりもチェリーロックシードを使いこなしてますね、紘汰。

 そしてついにオーバーロードとの接触に成功する紘汰。前回戒人を叩きのめしたデェムシュに加え、国語辞典を読んで片言ながら日本語を話せるようになったもう一体のオーバーロード、レデュエも登場。しかし彼曰く、あんまりにも長く生きているおかげで自分たちはすっかり退屈し切っており、紘汰たち人間は格好のおもちゃ程度にしか思っていない模様。果たしてこんなやつらを相手に、紘汰はヘルヘイムの侵略を防ぐ糸口をつかめるのか・・・。