BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダー鎧武 第27話感想

 貴虎、裏切りの前に倒れる?の巻。相変わらず、希望の光が見えたかと思うとすかさず谷底に突き落としてくるような展開ですね。しかし・・・あれ、絶対死んでませんよね。特撮、特に平成ライダーにおいて、崖から落っこちるのと海や川に落っこちるのは生存フラグ。おまけに耀子が「この高さから落ちれば生きてはいないでしょう」と生存フラグのダメ押しみたいなことを言ったおかげで、ますますこれで死んだとは思えなくなりました。おそらく彼はのちに右腕を機械化して、復讐の鬼として帰ってくることでしょう(違)。

 生死はともかくとして貴虎が表舞台から消えたことで、特にユグドラシル側の人間にもさらなる動きが。舞に隠していた秘密をばらされ、兄を裏切り、紘汰を欺いて殺そうとする光実は、これではもはや何のために戦っているのかわかりません。人を欺く人間は、嘘を重ねることによって自らを窮地に追いやっていくというその典型のようです。次回あたり鎧武と戦ってやられて変身が解けて、全部ばれそうな気がするのですが。そして、目の上のたんこぶが取れたとばかりに独走を始めるシド。こいつは貴虎とは正反対に、もうじき死ぬとしか思えないのですが・・・。