BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 -炎の刻印- 第9話感想

 魔戒騎士となるべくラファエロの下で修業を積むアルフォンソ。病を患い余命いくばくもないラファエロは、修行の総仕上げとして強力なホラーを狩る試練をアルフォンソに課す。一方、レオンもまた暗黒騎士に勝つべく己を高めるためにより強いホラーを探し求めていた。

 師弟となったラファエロとアルフォンソでしたが、その師弟となった次の回である今回でラファエロの死、そして堅陣騎士ガイアの鎧の継承がもう描かれるとは思ってもみませんでした。しかしまぁ今回のホラーであるケルベロス、歴代シリーズを見ても規格外のホラーですね。一瞬で山をも抉るビームを発射するとは、完全にアプサラスⅢ。これでは挑んだ騎士が皆返り討ちになってきたのもわかりますが、こんなものを今まで放置してよく国が亡びなかったものです。それでも倒してしまうのが魔戒騎士のすごいところ。ガイアの鎧はやはりかっこいいですが、線の細いアルフォンソよりもラファエロのようにいかにも豪傑らしいキャラが装着した方が似合う鎧なので、個人的にはちょっと残念。レオンとアルフォンソの出会いは、今後どのように物語を動かすのでしょうか。