BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ガンダムビルドファイターズトライ 第15話感想

 ついに開幕を迎えたガンプラバトル選手権全国大会。会場となるのは前作のクライマックスで崩壊したPPSEスタジアム跡地の隣に新たに建設されたヤジマスタジアム。誰も見ていないのにノリノリでこの新会場を紹介するメイジンとレディ・・・全力で人生を謳歌してるなぁ、この二人。

 トライファイターズを始め、続々と会場を訪れる全国の代表チーム。セカイが改めてキジマに宣戦布告するシーンは、Gガンでドモンが全勝宣言をしたときを彷彿とさせますね。一方、バトル本番での劇的な再会を目論んでいたものの、あっさりユウマに見つかってしまったサカイ。シャアとセイラみたいな再会を・・・って、それライバル同士じゃなくて兄妹の再会じゃないですか。その後もフミナに乗せられて危うく自分のガンプラについてしゃべりそうになったり、いい感じに角が取れてきましたねこの関西人。

 迎えた開会式当日。前作の主人公コンビ同様、お約束のように遅刻する3人。そしてイメージキャラクターとなったミライさんの華々しいデビュー。開会式に続きいきなり第一回戦で戦うことになったトライファイターズ。相手は前回大会でベスト8に入ったという南北海道のオホーツク学園。使用ガンプラガンダムキュリオスレイダーガンダム、ガブスレイという可変機チーム。機体のチョイスの渋さは認めますけど、どれも決め手に欠ける機体ですね。せっかくの北海道代表なんですからもっとこう、ジム寒冷地仕様とか、ポーラ・ベアーとか、マンモスガンダムとか、北国らしいネタで攻めてほしかったのですが。それはともかくとして、予想通りオホーツク学園の扱いはバージョンアップを遂げたトライファイターズのサンドバッグ。特にバックパックを換装したライトニングガンダムFbの機動性は、トランザムを使ったキュリオスに変形なしで追いつけるほどの驚異的なもの。改修によって機体の性能が底上げされただけでなく、3人の連携と戦術も確実にレベルアップしていますね。ダメージレベルAの設定でこんな連中と戦わされたオホーツク学園はご愁傷さまと言うほかありません。キュリオスは粉々でしょうし、ガブスレイに至っては蒸発しちゃったんじゃないでしょうか。アドウなんかよりセカイの方がよっぽど対戦相手を完膚なきまでに叩きのめしているような・・・。

 ED明けではサカイのガンダムトライオン3が分離状態で登場。やはりというかなんというか、三体合体なんですね。猛禽(タカだかワシだかハヤブサだか)、ライオンはいいとして、もう一つは・・・カニ? でも尻尾がついてたし、なんなんでしょうね、アレ。いずれにしても、スーパー戦隊ファンとしては胸にライオンの顔がついている三体合体のロボなら、ハヤブサ、ライオン、イルカの三体合体じゃなきゃダメだろうとサカイを説教したい気分です。青春爆発ファイヤー!