BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 -炎の刻印- 第18話感想

 全てを失ってから初めて得ることができた、守りたいと思えるもの。だがそれは、ホラーの襲撃によって奪われた。ララを葬るレオンに復讐を囁く内なる声に対して、彼のとった行動は・・・。

 というわけで、ついにレオンが再起を果たした回。しかし、再起を果たすだけでなく牙狼の鎧をも取り戻すとは、そちらの方はもう少し先になるかと思っていたので意外でした。再びレオンが復讐の炎に身を焦がすことがないか、再び黄金の鎧を纏う資格があるのか、それを確かめるためのアルフォンソとレオンの戦いは作画も気合が入っていて見ごたえがありました。しかし、ララは本当に死んでしまったのかな・・・。

 そして、レオンが再起を果たしたのを見届け、レオンとアルフォンソの前に姿を現したヘルマン。その口から飛び出したのは、メンドーサに協力することになったというにわかには信じがたい言葉。彼ほどの男がやる価値はあると言ってのけるメンドーサの企てとは。一方、おしゃべりな主とは対照的に必要な時以外は全く口を利かないせいで今まで存在さえ知らなかった彼の魔導輪・ジルバにヘルマンがした「頼み」とは・・・。