BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ガンダムビルドファイターズトライ 最終回感想

 いきなりザクアメイジングVSケンプファーアメイジングというかつてのメイジンの愛機同士の謎のバトルから始まった今回。一体何が起こっているのか・・・と思ったら、メイジン杯の開幕を告げるメイジンとレディによるエキシビジョンマッチでした。どうでもいいけどドモンと師匠が拳ぶつけ合ったり叫び合ったりした挙句にやるあのポーズまでとる意味あるのか。

 というわけでかつてのライバルたちも集まり賑わいを見せるメイジン杯の会場が最終回の舞台。ジュニア部門で入選するほど腕を上げたマモル。ルーカスがそうだったように、数年後を舞台にした次作があるなら彼も主人公の一人になるかもしれませんね。サザキ家がザビ家なみの子だくさんだという衝撃の事実も明らかになりましたが。

 メイジン杯はユウマとサカイのもう一つの決戦の舞台。ユウマが出品したのはライトニングガンダムを踏襲したと思われるライトニングZガンダム。対するサカイはといえば・・・技術の無駄遣いと言わざるを得ませんが、おかげでビルドファイターズが始まった当初からの「MS少女でのバトルはありなのか?」という疑問が解決したことについては感謝せねばなりませんね。まぁあれがバトルで頭が吹っ飛んだり手足がもげたりするのは辛くて見ていられないですけど。

 ユウマの優勝が納得いかないサカイに対してメイジンが提案したのは、当然ながらガンプラバトル。そこにセカイが自ら改造したカミキバーニングガンダムが乱入したことがきっかけで女同士の痴話喧嘩へ、さらに会場全体を巻き込んだ一大バトルへと発展。お約束のようにラフレシアのバグを喰らうヘビーガン、さらっと登場するウーンドウォート、初めてアニメで動く姿が描かれたΞガンダム、動くとかっこいいシャア大佐、大人げないメイジンとまさかのドムR35・・・。結論から言ってしまうと、やっぱりいろんなガンプラが動いてバトルしてればそれでいいんですよね、この番組。

 これまでの感想でも書いてきたように、チーム戦をメインとしながらも1VS1の展開が多いなどいまいちチーム戦の魅力を描き切れていなかったり、登場人物たちの勝利に対する気持ちが強すぎるために肝心のガンプラが好きだという気持ちが伝わってこなかったりと、第一期と比べると残念なところがいろいろとあったのは確か(まあ第一期が完璧すぎたのですが)。しかし面白かったこともまた事実。こうなってくると、やはり3期を期待せざるを得ませんね。あるとすれば、今作で何度も語られてきたオープントーナメントが舞台となるのでしょうか。そうなれば、1期と2期のキャラが入り乱れてのバトルを期待せずにはいられません。セイがレイジとの約束を果たすところもまだ見ていないわけですし。それまでは、私もガンプラを作りながら待つこととしましょう。とりあえずカミキバーニング、ライトニングZ、ドムR35のキット化希望。