BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の手裏剣戦隊ニンニンジャー 第12話感想

 蛾眉雷蔵との決戦回。前回蛾眉との対決で天晴が倒れて絶体絶命と思ったら、次の場面ではシノビマルとともに駆け付けて「アレ?」と思ったのですが・・・まさか蛾眉が崖の上から落としただけで殺したつもりになっていたとは。お前は戦国時代の侍だろう、倒した敵の首を獲らないでどうするんだ、と説教してやりたくなりました。同じ戦国時代の侍で、敵と出会うたびに首首うるさいもんだから「妖怪首おいてけ」の異名をとってしまった薩摩の侍を見習ってほしいものです。

 まぁそんな詰めの甘さが災いしてか、結局は5人の絆で新たな力に目覚めた天晴に敗れ、九衛門に巨大化させられ、挙句シュリケンジンとバイソンキングの合体ロボの当て馬として散るというなんとも残念な最期を遂げてしまった蛾眉。てっきり腑破十臓みたいに終盤まで強敵として登場し続けるもんだと思っていたのですが。しかし、最後に持っていったのはやっぱりというか爺さん。九衛門が彼の弟子だったとは・・・。そもそも戦国時代の人間であるはずの九衛門が、いつ現代人である好天に弟子入りしていたのか。なんだかかつての好天と牙鬼の戦いにも秘密があるような気がしてきました。