BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第一話感想

TVアニメ『 GATE(ゲート) 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 』公式サイト

 原作は本編&番外編は全て読んでいる程度にはファンなので、このたび始まったアニメもとりあえず見てみることに。

 第一話は全ての発端となった異世界から日本への侵攻(銀座事件)から、自衛隊の特地への本格的な派遣まで。予想通り、兵器の描き込みは気合が入っていますね。特地仕様の迷彩服として、あんまり迷彩パターンが複雑でない戦闘服を出してきたのも、作画の手間を省く上手いアイディアでした。ただここがそもそもの始まりなのでしっかり描く必要があったことはわかっているのですが、本編を読み通した感じからすると、ちょっと展開が遅いかな・・・という気もします。放送は全2クールの予定のようですけど、2クールで単行本5巻分を全部描き切れるとは思えないので、とりあえず原作2巻の炎龍編までと見積もっておきましょうか。

 ヒロインであるテュカ、レレイ、ロゥリィの通称「三人娘」は今回は顔出し程度で本格的な登場は次回以降。個人的にはこの作品の醍醐味は主人公の伊丹のハーレムぶりとか自衛隊無双よりも、現代の日本とつながることによって中世レベルの異世界の文化や経済に変化が広がっていく過程にあると思っているので、そのあたりも丁寧に描いていってくれるといいですが。