黄金のソースを巡る戦い、完結編。う〜ん、進ノ介の心情もわかりますし、泣いてる女を蹴り殺すのは後味が悪いのも確かですが、反省したとはいえ今までメディックがやってきたことを考えると、マッハの必殺技を妨害してまで進ノ介が止めるのはちょっとなぁ・・・と思いました。あそこで妨害に入るのがハートだったらまだ自然な流れだったのですが。過去の三条脚本作品で言うと、メディックはキョウリュウジャーのアイガロンに立ち位置が近いと思うんですよね。今までの三条脚本だと、たとえ同情の余地があったとしても既に悪を行った者に対してはそれなりの最期が訪れる、というのが特徴だったので、ハートに許されたからといってそれですべてがチャラになるような結末は避けてほしいところです。レストランのシェフとその弟子についても結局投げっぱなしでしたし、今回も納得がいくとはいえない話でした。そういえば進ノ介がシェフを逮捕する時「機械犯罪幇助罪」と罪状を言っていましたけど、機動刑事ジバンでいう対バイオロン法みたいなものがロイミュードに対しても制定されたのでしょうか。
