BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第4話感想

 コダ村避難民の自活の始まり。難民キャンプの設営と警備はカンボジアでのPKO以来長年自衛隊が行ってきたお家芸であり、東日本大震災での被災者の救援活動も記憶に新しいところ。そこで培ったノウハウを遺憾なく発揮する自衛隊を描くとともに、同時にお風呂回までやってしまうとは。そして、自衛隊が倒した飛竜の鱗の販売によって始まる、避難民の自活の始まり。自衛隊の駐屯地とともに、彼らの存在はもともとただの荒れ地だったアルヌスの地に途方もない変化をもたらしていくわけですが・・・。それにしても今回から初登場になった柳田、あまりの美男ぶりに思わず「・・・誰?」となりました。遊佐さんが声をやってるせいもあって、ほとんどU良太郎にしか見えません。

 一方、そんな避難民たちとは全く離れたところ、国内では首相が特地の状況を隠ぺいしているのではないかと野党やマスコミから突き上げを受け、お隣の国ではどうにかして特地へ介入できないかと思案を巡らせているといった具合に、特地を巡ってきな臭い動きが。こう言っちゃなんですけど、ゲートがたまたま日本に開いたのは、不幸中の幸いでしたね。

 そして自衛隊の噂を聞きつけた皇女ピニャ率いる近衛騎士団は、アルヌスへの経由地である都市イタリカに向かうことに。原作ではこの物語を動かすことになる中心人物たちが初めて一堂に会することになる重要なポイント。そして喜べ倉田。君の願いは、ようやく叶う。