BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の手裏剣戦隊ニンニンジャー 第22話感想

 雑賀鉄之助から贈られた、ライオンハオーの力をさらに引き出す忍シュリケン。それを使いこなすため、八雲とキンジが奮闘する・・・という、戦隊ではお決まりとなっている、追加メンバーと今までそりが合わなかったメンバー(だいたいはクールなキャラ)が一致団結して困難に挑む回。まぁそれ以前に、超絶風花のインパクトがありすぎましたが。そして完成した覇王シュリケンジン。シノビマルが乗り込んでいるシュリケンジンが、さらにバイソンキングが合体して変形したライオンハオーに乗り込むという、まるでマトリョーシカのようなこれまでに全くない新しいかたちの強化合体。そのすさまじい火力とともに、マックスマグマやキングピラミッダーといった一昔前の要塞系戦隊ロボを思い出します。

 しかし、美容のために貴重な「怖れ」を無駄使いしたり、九衛門に無理難題を押し付けたり、戦闘に参加しても形勢不利になると「後は任せる」と怪人にとっての死亡フラグを押し付けて帰ってしまったり、有明の方が加わったことで牙鬼軍団はパワーアップしたどころかパワーダウンしてるようにしか見えないのですが。