BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーゴースト 第6話感想

 スペクターに連敗を喫したことで精神的にスランプに陥り、姿を現すことさえできなくなってしまったタケル。おりしも音大で起こっている怪現象の謎を探る依頼が舞い込んでくるが・・・。

 音符眼魔による無音現象、最初は放送事故かと思いました。スランプに陥ってしまったタケルが立ち直る過程を、聴覚を失ってなお名曲を生み出し音楽史に不滅の名を刻んだベートーベンに重ねた回。まぁ野暮なことを言うと、逆境をはねのけて偉業を成し遂げた偉人は彼以外にもいくらでもいるのですが。ベートーベン魂の音楽攻撃は見た目的には面白いのですが決め手に欠けるのか、結局フィニッシュはムサシ魂。対した音符眼魔のモチーフですが、音楽家の偉人はたくさんいますがあの髪形と赤い服、そしてデザイン担当の島本和彦先生のTwitterでの「最後にライダーではなくサリエリとかいうやつにアレされるはずだ!!」というツイートから、モーツァルトで間違いないでしょうね。正直眼魔のモチーフに使うにはもったいない偉人ですが、モーツァルト魂とか出したところでベートーベン魂と差別化できないだろうからなぁ・・・。

 アカリが幼馴染ならではの言葉でタケルを立ち直らせる活躍を見せましたが、アカリの方は覚えていないようですがなにやら関係がありそうなのがマコト。妹眼魔なる謎の眼魂まで登場し、ますます謎が深まりますが、次回はいよいよそのマコトの過去に迫るようですね。