BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第13話感想

 いまさら、まったくながらいまさらですが、皆さま明けましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いします。さて、新年最初の更新は、無事分割2クール目の放送開始と相成ったゲートの感想から。

 第一クールの終盤から既に突入はしていましたが、2クール目のメインは原作2巻の炎龍編。その名のとおり、かつてテュカの故郷の村を焼き払い、今ヤオの故郷であるダークエルフの集落に滅亡の危機をもたらそうとしている炎龍の退治が中心となる話ですが、その前に今後にもつながっていく帝国との和平がらみで、いろいろと新キャラが登場。ゾルザルは見るからに典型的な皇帝のバカ息子で実際この作品でのメインの悪役となっていくわけですが、アニメのように悪い奴が死ねば世界が平和になるというわけにはいかないことを現実の世界でフセインビンラディンが証明したように、こいつばかりが諸悪の根源でないところが今後の見どころ。そして、菅原に真珠のネックレスをねだっていた貴族の娘・シェリー。今回の出番では年相応の幼女にしか見えなかった彼女ですが・・・ある意味ではこの作品で最も大化けするのは彼女なので、注目していただきたいところ。

 帝国の講和派貴族相手に武器の性能を見せつけ講和への決意を固めさせる一方で、帝都のスラム街での諜報活動も抜け目なく行う自衛隊。ここでも彼らは圧倒的な差を見せつけていますね。亜人娼婦たちからの情報で地震の到来を予見した自衛隊は、各地で避難準備活動を開始。現実の世界ではまだまだ実用化には程遠い動物による地震予知ですけど、彼女たちがいれば一気に実用化にこぎつけそうですね。