BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第16話感想

 テューレの陰謀による紀子への襲撃、そして伊丹たち一行の炎龍との再びの遭遇。伊丹たちが出発した後になって自衛隊による炎龍退治の方もとんとん拍子に話が進むとは。実態としては伊丹の独断専行の行動があって初めて、それを援護するかたちに持ち込んでようやく動けるとは、なんとも窮屈なものです。まぁ圧倒的な武力を持つからこそ、軍隊を動かすことには慎重でなければならないのですが。伊丹をたきつけて国の利を得ようとしたところが、自衛隊全体をも動かす伊丹の人望を見せつけられたうえ、デリラと相打ちになって手術室に担ぎ込まれる羽目になった柳田はお気の毒です。

 そしてヤオの故郷に到着早々、炎龍との遭遇戦を演じることになった伊丹たち。日本で得た科学知識をもとに編み出した炸裂魔法を炎龍に試すも、発動までに時間がかかることと一度照準を固定すると変えられないことで炎龍に当てられないレレイ。のちに彼女はこの問題を、あるロボットアニメの兵器のようなかたちに応用することで克服するのですが・・・。次回、炎龍との決戦。原作通りに話が展開していますけど、思っていたより早く炎龍編は終わってしまいそうですね。