BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーゴースト 第23話感想

 眼魔の世界からの帰還を果たしたものの、そこで目にした無数のカプセルの中の人と、それが消えた光景によって恐怖に囚われてしまったタケル。急いで眼魔の世界とのつながりを断とうと焦るあまり、強引な行動に出てしまうが・・・。

 タケルの迷走、そしてマコトの命をかけた行動によって目を覚まし、新たな力を手にするまでの話・・・なんですが、迷走に至った経緯も、そこから立ち直る過程も、どうも強引なところがあって、素直に受け止めることはできませんでした。マコトの命がけの行動はこれまでに重ねてきた失敗を補って余りあるものではあったのですが。

 ただ、新フォームであるグレイトフル魂のデザインは文句なしにかっこいいですね。黒と金を基調とした配色、15個の眼魂が集結しそれぞれのマスクが全身に配されているというデザインは、否応なしに仮面ライダーブレイドのキングフォームを彷彿とさせます。そして闘魂ブースト魂、フーディーニ魂に続き、三度新フォームの試し斬りの相手となってしまったジャベル。その戦いの最中、ジャベル自身だけでなくアデルも予想していなかった謎のパワーアップを遂げていましたが・・・。大帝を暗殺したアデルですが彼もすべてを知っているわけではないようで、アランも以前は西園寺と行動を共にしていたのに眼魂の真の力を知らなかったし、こういう妙に抜けてるところはやっぱり兄弟なんだなぁと妙に納得してしまいました。