BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり 第24話感想

 自衛隊による外務官僚と講和派議員の救出作戦は無事終了。しかし、いまだ囚われの身にあるピニャを救出するため、元第三偵察隊の仲間たちを加えた伊丹たちは帝都王宮への突入作戦を敢行する。

 というわけで2クールに渉物語もついに最終回。原作では確かこのピニャ救出作戦は特戦群の支援は受けたものの伊丹たちだけで実行したはずですが、最終回ということもあってか、富田達元第三偵察隊の部下たちも加わっての作戦に変更されていましたね。ゾルザルの秘蔵っ子であった装甲化ジャイアントオーガーは原作では某むせるロボットアニメで最もよく見かけるロボットそっくりで、そのまんま「眼鏡犬」というコードネームで呼ばれていましたが、さすがにそこまでは再現できなかったか。せめてそれを倒すレレイの「ファンネル」は再現してほしかった・・・。

 伊丹たちの手によってピニャと「ついでに」皇帝は無事救出。もはや帝国内の内乱は避けられないと判断した皇帝はピニャを皇太女に任じてイタリカに正統政府を樹立・・・というところで終わり。原作第三巻までということで、ここで終わりということにもできるし、続きをやるならいつでも始められるという区切りもいいところで、きれいに終わらせることができたと思います。怪獣映画ではやられ役がほとんどの自衛隊がここまで活躍できる作品はそうそうないので、もちろん続きを期待しているのですが。