洗濯物を雨に濡らしたことがきっかけで、レオの後先を考えない行動に怒るタスク。そんな中、チームリーダー昇格を狙う元ジャグド配下のもう一人のプレイヤー、ハンタジイが出現。長距離狙撃で人間を次々にぬいぐるみに変えていくハンタジイの攻撃の前に大和とセラがやられ、タスクたちは不利な状況で反撃を試みる。
慎重な性格のタスクと、後先考えずにその場の勢いで突っ走るレオ。対照的な性格の二人が喧嘩をし、ともにピンチを切り抜けて互いを認め合う、スーパー戦隊ではテンプレートとも言える話ですね。今回の敵はスナイパーライフルによる長距離狙撃を得意とするハンタジイ。狙撃された者はぬいぐるみになってしまうというのが、デスガリアンらしからずなんともファンシー。見えない場所から狙撃してくる敵との対決といえば、スーパー戦隊ファンならばマジレンジャーの冥府神サイクロプスとの戦いを思い出しますが、今回はタスクも言っていた通りチームの目と耳である大和とセラが真っ先に倒されることで緊迫感が生まれていましたね。撃ったら同じ場所には留まらないというスナイパーの鉄則は守っていたハンタジイですが、命中後の確認を怠ったためにマネキンを利用したタスクの作戦にひっかかり逆転を許すことに。マネキンの衣装を着たレオが似合ってましたね。「撃たれる恐怖を思い知れ」とわざと射撃を外しながらハンタジイを追いつめるタスクが正義の味方らしからぬなかなかの凶悪さでした。敵の攻撃を分離して回避し、そのままワイルドジュウオウキングに合体するというゲッターロボかキングジョーのような巨大戦もかっこよかったです。
