BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

牙狼 魔戒烈伝 第10話感想

 今回の主役は「GOLD STORM -翔-」劇場版、TVシリーズ両方で流牙たちの強い味方となった偉大なる魔戒法師・リュメ。いまだかつて誰も会得したことのないとある術の習得のため、ある里で修業を重ねていたリュメ。しかし同じ里に伝説の魔導具が眠っているという噂を聞きつけた2人組のこそ泥がやってきて、大量のホラーが封じ込められた箱の封印を解いてしまう・・・。

 主役のリュメだけでなく、実は二人組のこそ泥の方も、のちに重要な役割を果たすキャラだったことが明らかとなるオチ。前々から彼の過去や彼が所有していたレアものの魔導具の出所は気になっていましたが、だいたい想像していた通りでしたね。のちに魔導具を惜しげもなく流牙たちに提供してその戦いを支えたのは、今回描かれたような若気の至りに対する彼なりの償いだったのか。ラダンの侵攻から街を守るのにも一役買っていたところをみると、この時から法師としてもそれなりに技は磨いたようですね。それにしても、本編から40年は昔の話と思われますが、当時から姿が変わっていないだけでなく既に伝説の魔戒法師と呼ばれていたとは、本当に彼女、どのぐらい生きてるんでしょうか。