BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の動物戦隊ジュウオウジャー 第18話感想

 前回等身大戦でジュウオウジャーを叩きのめしただけでは飽き足らず、今度は3体のキューブアニマルを召還、さらにはそれらが合体したトウサイジュウオウーでジュウオウジャーに巨大戦を挑んでくるザワールド。頭がウルフ、右腕がアリゲーター、残りがライノスという合体パターンは、同じようなポジションのガオハンターに似ていますね。それにしてもなぜ名前がキューブサイとかではなく英語表記なのか。それはともかくとして、その圧倒的な力でこれまで負けなしだったワイルドジュウオウキングさえ合体解除に追い込むトウサイジュウオウーでしたが、大和にトドメを刺そうとしたところでジニスの命令により撤退。「簡単に倒しては面白くない」というベッタベタな理由ですが、遊びでこんなことをやっているデスガリアンの場合、こんな理由でも説得力はありますね。

 ザワールドに対する恐怖心を植え付けられたものの、強がるのではなく直視しなければならないという大和の言葉で覚悟を決め、再び現れたトランパス、そしてザワールドとの戦いに臨むジュウオウジャー。ザワールドへの対抗策は、大和がトランパスから遠いところへ引き離し、その間に残りの4人がトランパスを倒すという、スーパー戦隊最大の武器である「数」を生かした合理的なもの。メンバーで唯一飛行可能であり、なおかつ2つのジューマンパワーを使い分けられる大和がザワールドの相手を引き受けるというのも当然の人選ですね。ザワールド相手に善戦を繰り広げるも、一歩及ばず変身解除に追い込まれる大和。しかし、とどめを刺そうとしたザワールドが突然苦しみだし、さらに人間の姿に・・・。こんな続きが気になる展開なのに、来週は休みとは酷ですね。