BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の動物戦隊ジュウオウジャー 第21話感想

 冒頭からナレーションにまで「面倒くさい奴」とディスられるジュウオウザワールドこと門藤操。今回もタスクと絡めながら彼の面倒くささが炸裂した回。アザルド配下のプレイヤーによって一般市民ともども地下の洞窟に監禁された二人がどう脱出するか、という話。アムが変身した状態のまま敵にかみついたのには驚きましたが、そこから「塩の味がした」というところから監禁場所は海の近くだとあたりをつけるとは。アムの味覚の鋭さが、20話を超えてようやく役に立ちましたね。そして今回も勝手に落ち込んで役立たずに成り下がったり、勝手に立ち直って奮闘したりと忙しい操。立ち直るにしてもそのきっかけが3人のジューマンとの脳内会議という周りの人間にはうかがい知れない、自己完結した経緯で行われるので、レオのように「強いのか弱いのかどっちなんだ」ということになりますね。この「仲間を求めていながら、一方で仲間を無視して勝手に自己完結してしまう」ところが操という人間の大きな問題点ですが、今後仲間と触れ合っていく中で、その欠点も解消されていくのでしょうか。