BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダーエグゼイド 第21話感想

 ゼロデイの真相を探るため、収監されていた黎斗の父・正宗と面会していた刑事がゲーム病に感染。刑事から貴利矢も生前正宗と面会していたことを知った永夢は、彼の知った真実を知るべく自らも正宗の元へと向かうが・・・。

 今回刑事役として登場した俳優さんは諏訪太朗氏。平成ライダーシリーズをずっと見てきたファンにとっては、アギト以来毎シリーズのように別の役でちょこちょこ登場してきたことですっかりおなじみですが、ここ数年ライダーでは見ていなかったので結構久しぶりですね。物語をしっかり前に進めながら、いわば毎回のノルマともいうべき「ライダーがバグスターを倒して患者を救う」という流れを毎回きっちりこなしているのは見事です。

 2クール目に入っても断片的なことしかわかっていなかったバグスターという存在についてですが、今回ついにその起源が明らかに。まさかバグスター発生の原因として、2017年の今になって2000年問題の名前を聞くことになるとは思いませんでした。もう20歳未満の人たちにとってはピンとこない話かもしれません。それにしてもクウガグロンギと戦っていた時には既に存在していたとは、バグスターは予想をはるかに超えて前から存在していたことに。2000年当時は普通の少年だったらしい黎斗ですが、あそこからどうやってゲーム作りのためなら父親だけでなく関係のない人まで躊躇なく犠牲にするようなバケモノになっていったのか。来週はそのへんも明らかになりそうですが、上半身裸で黎斗が変身しようとしている次回予告の時点で既に笑えますね。