BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

絶狼 -DRAGON BLOOD- 第11話感想

 竜が邪気を十分に吸収したのを見計らい、竜とともに姿を消すエデル。追跡しようとする零と烈花になおもついていこうとするアリス。彼女に同行を断念させるため、零にキスをして男女の関係であることを偽る烈花でしたが、彼女がこんな芸当までできるようになっていたとは驚きました。

 エデルを追い、成長した竜が目覚めの時を待つ廃工場へとたどり着く零と烈花。阻止しようとする奮戦もむなしく、ついに巨大な竜が覚醒。だが竜は零と烈花だけでなく、子どもと信じていたエデルにまで食らいつく。それを止めたのは、アリスだった・・・というところで終わり。これはやはり、鳥のヒナと同じく竜もまた刷り込みによって親を認識する生き物だった、ということでしょうか。赤ん坊の時にホラーへの生贄にされ、竜に救われ成長するも人間に裏切られ妻である竜を殺され、その挙句自分の子供と信じていた竜にガッツリ噛まれることになるとは、エデルはどこまで不幸なんでしょうか。これじゃあアリス、ヒロインどころかラスボスじゃないですか。