BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第10回感想

 前々回から(しつこく)キュウレンジャーになることを志願し続けてきた小太郎。その執念がついに実り、晴れて変身可能となったのが今回のお話。そこには前回ショウ司令の回想にて登場したビッグベア総司令が幽霊として登場したことも深く絡んでくることに。ダイカーン・モズマの仕業により制御不能となったオリオン号を救うため、ラッキーと小太郎が孤軍奮闘することに。前回かっこいいところを見せたショウ司令でしたが、今回はてんでいいところがありませんでしたね。まぁそのうち、紛らわしく気絶していたナーガについては彼が悪いのですが(なんでわざわざ椅子の上に立って笑顔の練習を・・・)。「司令のおかげで俺たちは9人揃うことができたんだ!」とラッキーが熱く訴え、ビッグベア総司令も「ショウを見くびっていたらしい」と認めた直後のカットで、当の本人が「誰か助けて〜!」と叫んでいたのには笑いました。一方、オリオン号を制御不能にして、あとは太陽に突っ込むまでは逃げの一手というモズマの作戦は非常に合理的でしたが、逃げる先々にラッキーがいることで結局はクタクタになった末に退治されることに。やはり敵にとってラッキーの強運は非常に厄介なもののようです。

 前回リュウコマンダーが登場したばかりだというのに、早くも登場した次なる戦士、クマスカイブルー。子供が変身する戦士自体はダイレンジャーのキバレンジャーという前例がとうの昔にありましたが、変身すると大人体型になるキバレンジャーと違って、体型も子供のままというのは新しいですね。何か布のようなものを振り回して戦っていたので何かと思ったら、公式サイトを見たらあれはマフラーだということ。さすがに11人目ともなると武器を考えるのも大変そうです。まだ1クール目も終わっていないというのに既に11人。この先どこまで増えるんでしょうか。