BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第34回感想

 ショウ指令をコールドスリープにつかせた後、生みの親であるアントン博士に会いに行くといって姿を消したきりのチャンプを案じていたスティンガーの前に、ククルーガとともチャンプが登場。いきなりラッキーたちに攻撃を仕掛けてくるチャンプだったが、そこへさらに謎の覆面レスラーが現れ・・・。

 予想もつかないかたちでのチャンプ再登場回。あくまでチャンプとは別人と言い張る覆面レスラー(笑)の言うことを本気で信じてしまい小太郎にまでバカだと思われてしまうガルはまぁ実際バカなんでしょうけれど、あれで隠せると思っているチャンプも相当に・・・。あんな渋い声で喋る牛型ロボットなんて宇宙広しといえど他にいるわけないでしょうに。自分がジャークマターの科学者だったアントン博士に作られた兵器だったことを知ったチャンプがそのことを思い悩み仲間の元に戻ることをためらっていたわけでしたが、ここまで仲間とともに苦難を乗り越えてきたチャンプが、いまさら出自ぐらいで悩むというのはどうも納得がいかないというのが正直なところでしたね。結局今回の話の中では解決を見なかった暴走のリスクについては、今後の話の中で問題となる時が来そうです。

 一方、ミクロ化したバランスがナーガの頭の中を調査した結果、ついにドン・アルマゲの居場所が明らかに。意気揚々と殴り込みをかけに出発するキュウレンジャーですが、いまだに奴の復活の秘密について何も手がかりがつかめていないのに殴り込みをかけてどうするつもりなんでしょうか。ここまで至るまで肝心なところは基本的には行き当たりばったりなのがキュウレンジャーの悪いところですね。