BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンジード 第18話感想

 とうとう諸悪の根源である父・ベリアルに引導を渡すことができたリク。しかし、ベリアルが遺した負の遺産を巡ってその後釜を狙う宇宙人たちが暗躍し、まだまだ平和が訪れるのは先のよう。というわけで、ここからは新章開始という趣ですね。

 ベリアルを倒されたショックからか、記憶を失ってさまよう伏井出ケイ。そのケイを狙って、同胞の仇である彼をつけ狙うダダ。ベリアルと敵対していながらなぜかゼロのことを知らなかったというのはよくわからないのですが、彼が鹵獲しカスタマイズしたレギオノイド(縞縞模様にペイントされているだけでなく額に「ダダ」と書かれていたのは笑いましたが)は、なんとゼロビヨンドを退けるほどの強さを発揮。歴代ダダの中でも大金星ですねこれは。そんな彼も、記憶を取り戻したケイが召還したザイゴーグには手も足も出ず、愛機と運命をともにすることに。まぁ劇場版の怪獣が相手ではさすがに仕方がありませんが。

 そして新キャラとして登場したノンフィクションライター、石刈アリエ。目の前でケイがベリアル融合獣に変身するのを目の当たりにしながら、取材をしようと食い下がる姿はどう見ても怪しさ全開。本当にスクープにとりつかれただけの常軌を逸した人間なのか、偶然を装ってケイに近づき利用しようとしている宇宙人なのかはわかりませんが、この手のキャラは最終的にどう転ぶかが読めないのが厄介です。ケイだけでなくこんな女まで現れるとは、リクの前途はまだまだ多難なようですね。