BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダービルド 第12話感想

 スマッシュにされていたのを元に戻され、自らが難波重工のスパイだったことを戦兎らに告白した紗羽。彼女から提供された情報を元に、戦兎と龍我は難波重工の研究所を調査するが・・・。

 ナイトローグへの敵対の意思を隠さずパンドラボックスを強奪していったスターク、内海を生贄にファントム壊滅というデモンストレーションを行う氷室と、悪役陣営がいよいよ自らの目的のためになりふり構わず行動し始めた感がありますね。氷室に撃たれて川に落下した内海ですが、平成ライダーにおいて「水に落ちる」というのは「生きています」と言ってるようなものですから、そのうち再登場しそうな気がします。さすがにこんな猿芝居を打っただけあって、ファウストと東都政府、難波重工のつながりを示す証拠は氷室がきれいに始末していたようですね。結局紗羽の狙い通りにはいきませんでしたが、なんと鍋島が記憶を取り戻し、自らに犯行を指示した男の名前を戦兎に告げる急展開に。まさかスマッシュにした人間の記憶が戻ってしまうとは、氷室にとってはとんだ誤算ですね。口封じの手段をスマッシュ化に依存してきた氷室にとっては、これまでの機密保持がすべて無駄になりかねない大ピンチです。思いっきり素顔をさらしてしまった葛城の母の記憶が戻ったりしたら命取りですがどうなるんでしょうか。