BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の宇宙戦隊キュウレンジャー 第40回感想

 バリアを破るために必要な最後のキュータマ、カシオペアキュータマを手に入れるため、カシオペア座へとやってきたキュウレンジャー。そんな彼らを待ち受けていたのは、カシオペア座系カローのグローブンからの、ジャークマター流デスマッチ野球、デースボールの挑戦だった・・・。

 というわけで、ゴレンジャーの野球仮面の回から脈々と受け継がれるスーパー戦隊野球回。グローブンの声優には落合監督の息子である落合福嗣さんを起用という気合の入れよう。当然スーパー戦隊と悪の組織の野球勝負が普通の野球になるはずもなく、アストロ球団アパッチ野球軍のような昭和のトンデモ野球作品のような勝負が展開されることに。そんな野球回でなぜか主役を担うことになったスパーダは、キュウレンジャーなのに球技が苦手という妙な設定が明らかに。グローブンにこけにされた彼はラッキーとともに特訓を行い、必殺打法を編み出し・・・ではなく、まさかのマスクの角でボールを吹っ飛ばすという荒業に。グローブンへのトドメがゴレンジャーハリケーンならぬキュウレンジャーハリケーンだったり、グローブンの最後のセリフが野球仮面と同じ「遂に引退の時が来たか〜」だったり、とことんゴレンジャーのオマージュ(今回の舞台がカシオペア座なのも、ゴレンジャーが黒十字総統に勝利するためのカギとなったカシオペア座にちなんでいる)にあふれた回でしたね。