BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダービルド 第20話感想

 禁断のアイテム「ハザードトリガー」の登場、氷室の指令によるファウスト壊滅を目的とした北都への侵攻、泰山の復帰と氷室の追放、そしてラビットタンクハザードへの変身と、今週は大きく事態が動きましたね。前回突然美空に備わった治癒能力ですが、ブラッドスタークの毒によって昏睡状態に陥った泰山をも回復させたというのは、相当な力を持っているようですね。全てを裏から動かしているようにも見えるマスターですが、果たして美空に備わったこの力も想定内のものなのでしょうか。一方、自分から開戦を煽ったくせに事態を何一つコントロールできず東都を絶体絶命の窮地に追い込み、挙句父親の復活によってとうとう追放の憂き目に遭った氷室。氷室がナイトローグであることがばれた時点で逮捕していれば、また、泰山が倒れた時に氷室以外に首相を代行できる人材がいれば、ここまで事態が悪化することもなかったでしょうに。往生際の悪い氷室はナイトローグに変身してパンドラボックスの奪取を図るも、ビルドに手も足も出ないまま阻止されることに。力を手に入れて必ず戻ってきてやると言い残し姿を消した氷室でしたが、こういう奴に限って本当に厄介なかたちで再登場するものなんですよねぇ・・・。

 氷室を阻止した戦兎は、そのまま北都侵攻に向かった龍我を止めるため急行し、三羽烏との戦いで暴走するクローズを前に、ついにラビットタンクハザードに変身。全身黒光りする姿はかっこよくも禍々しいものですが、禁断の力と言われるその力とはどれほどのものか。