暴走して美空を殺しかけるも、再び発動したバングルの力によって正気を取り戻した戦兎。自分たち以外は誰も知らなかったはずのパンドラボックスのありかにローグが現れたことから、一海は裏切者の存在を示唆する。そして西都からは東都の時と同じ代表戦の申し出が出され、戦兎は美空が起こした現象からハザードトリガーの暴走のリスクを克服するアイテムの開発に着手するが・・・。
裏切り者に関しては、東都側の主要人物はそんなことをしたところで何の得にもならない人ばかりなので消去法で見当をつけるのは簡単でしたが、スパイから足を洗ったと思っていた人がまだスパイだったというのは、やっぱりショックですね。特に戦兎にとっては、信頼していた人間に裏切られるのはマスターに続き二度目なので、人間不審に陥らないかどうか心配です。ただ、今回は戦兎も前に彼女が語っていたことの嘘に気づいていましたし、龍我と一海も盗聴器が仕掛けられていたのを知ってて代表戦まで手をこまねいていたとは考えられないので、今度はしてやられるだけではなさそうですが。
そして始まった代表戦。赤羽や黄羽がその志もむなしく散っていったのを見てきただけに、失った仲間への想いを力に変えてエンジンブロスに勝利を収めるグリスは、尋常ではない気迫に溢れた演技もあって、実に溜飲を下げるものでした。一方、その次の万丈については・・・特撮やアニメをあまり見ない人でも、来週どうなるかは簡単に想像できてしまうでしょうね。
