BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダービルド 第33話感想

 前回、ローグによって首相をさらわれてしまった戦兎たち。そしてスタークからは、首相の身柄と引き換えに、葛城の父が関わっていたビルドドライバーの原型、エボルドライバーを持ってこいと脅迫の電話が・・・。

 わざとやられたふりをして戦兎たちを先に行かせたり、人質にとられていた一海の仲間を解放したりと、今までとは違う行動を見せるようになってきた最近の幻徳でしたが、ネビュラガスを注入されて仮面ライダーになったことで、パンドラボックスの光による好戦的な気質が失われたというのは驚きでしたね。あれだけ横暴の限りを尽くして、敗れてなお力を求めたその結果、いきなり憑き物が落ちたように本来の自分に戻ってしまうというのは皮肉なものであり、幻徳自身にとっても辛い結果でしょうね。歴代の仮面ライダーでいえば、ZXが一番近い境遇でしょうか。

 そして、白い魔法使いやゴルドドライブ、クロノスとかと同じく、またもや諸悪の根源である親父が変身することになったエボル。たった2話前にエボルドライバーの存在が明らかにされたばかりなのに、もう変身することになろうとは。本当に新しいライダーの登場頻度が高すぎて、このあいだパワーアップしたばかりのクローズマグマでさえ次回あたりにボコボコにされるのではないかと不安になってきます。それにしても内海、「全ては難波重工のために!」とか言ってベルト投げ渡してましたけど、絶対にそれ難波重工のためになんかならないぞ。