BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダービルド 第37話感想

 戦兎の捨て身の作戦も空しく、今度は戦兎の体を乗っ取ってしまったエボルト。ただし、当初の予定とは違うかたちとなってしまったため、相変わらずエボルトリガーは起動せず。エボルトの計画ではここで全てを終わりにすることができるつもりだったためか、今までになくかなりイラついてましたね。その腹いせに戦兎の意識を残したままで見せしめに龍我たちを殺してやろうとするのは、エボルトにしては悪役のテンプレ通りの芸のない行動でしたが。

 エボルトの遺伝子をエボルトに奪われた龍我がどう戦うか、が今回の見どころでしたね。結論から言えばいつもの無茶を通して道理を引っ込ませる龍我らしいやり方でしたが、戦兎が開発したクローズドラゴンやマグマナックルが、再び龍我に戦う力を与えるという流れは見事でした。

 今までのような一方的な優位こそ失われましたが、ライダーキックを利用してエボルトリガーを起動させるとは、相変わらず転んでもただでは起きませんね。さらに戦兎を取り返すことができたと思ったら、目覚めたのは葛城の方だったとは・・・毎回毎回、よくもこんな波乱に満ちた展開ができますね。