BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第16話感想

 スーパー戦隊恒例、入れ替わり回。この手の回にはメンバー同士で中身が入れ替わるパターンと、メンバーと怪人の中身が入れ替わるパターンがありますが、今回は後者の方でしたね。今回のギャングラー、うっかりミスで自分と透真の体を入れ替えてしまうわ、モテるからという理由で元の体に戻るのを拒否するわ、今までに出てきた怪人の中でもダントツに頭スカスカな奴でしたね。公式サイトを見るとこいつが働いていた犯罪は「中身入れ替え詐欺」らしいですが、本当にこんな奴に詐欺なんていう頭のいい奴にしかできない犯罪ができたんでしょうか。

 そんな怪人の軽さとは反比例するかの如く、話の内容自体は自分たちの願いを叶えるための快盗の覚悟の重さを描くもの。自分の体を失ってでもコレクションの回収を優先する透真はもちろんのこと、彼の体を取り返す大ばくちのためとは言え、自分の掌を銃で撃ち抜いた魁利の覚悟もまたすさまじいものがありました。