BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンR/B 第4話感想

 高校時代に自分の才能を見出してくれた草野球チームの監督の引退試合を勝利で飾るため張り切るカツミ。しかし、そこに現れたレッドキングとの戦闘でカツミは肩を負傷してしまうが・・・。

 ウルトラシリーズで野球の心得がある主人公は、ウルトラマンダイナのアスカ以来2人目ですね。ガイア以来ウルトラシリーズには久々の登場となる平泉成さんが、さすがの演技でカツミの尊敬する恩師を演じてくれました。普段はイサミの抑え役に回ることの多いカツミが、なんとしても監督の引退試合を勝利で飾るために空回りしてイサミやアサヒにたしなめられる姿が新鮮でした。

 今回の怪獣はシリーズファンでなくとも知名度の高いレッドキング。ブラックキング、ガーゴルゴンと強敵が続いたあとだと、バカ力だけが取り柄で頭がいいとは言えないので格が下がる印象がありましたが、ロッソが投げた二度目の光球を受け止めて投げ返すという、レッドキングらしからぬ対応を見せたのには驚きました。このあいだのガーゴルゴンといい、やはり我々の知る過去の個体とはどこかが違うのかもしれません。それに対して、監督の家に代々伝わっていたという、劇場版オーズのコアメダルみたいな経緯で手に入れた新たなクリスタルで対抗するカツミ。今回使ったのはゼロのクリスタルでしたが、その効果が単に新たな必殺技が使えるようになるだけというのは、ゼロのとんでもない強さから考えるとなんだかもったいない気がしますね。