BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の仮面ライダービルド 第46話感想

 いきなりテレビを通して自らの正体を明かし、地球を滅亡させることを宣言するエボルト。地球を滅ぼすと言ったりやめると言ったりやめるのやめるとか言ったり、忙しい奴ですね本当に。一方、混乱する市民をよそにとっくに決戦の覚悟はついている戦兎たち。前回「ワープができるようになるだけかよ」と拍子抜けした「新世界」でしたが、白いパンドラパネルを使って忍がやろうとしていたことは、この世界を並行世界と融合させることでエボルトのいない世界を作りだそうという、行為そのものは劇場版で最上がやろうとしていたことと同じものだったというのは驚きました。並行世界まで持ち出さないとエボルトは倒せないとは、いまだにディケイドがやってこないのが不思議なぐらいに話がスケールアップしてきてますね。

 決戦の前にバーベキューパーティーを開く戦兎たち。この期に及んでもみーたんのタオルを前にしてわかりやすく心の中の天使と悪魔の葛藤を演じた挙句ドルオタの風上にも置けない行為に及ぶ一海(しかもタオルはヒゲのものだったというオチ)といういい意味で気持ち悪い笑いは忘れることなく、一海に関してなんだかいやーなフラグが。そしてその予感は的中し、戦兎に禁じられていたにもかかわらずグリスブリザードに変身する一海。むちゃくちゃかっこいいのはいいんですが、どうしてもチェイスの時とかの記憶がよぎってしまいますね。相手が三羽烏の偽者というのも、所詮は再生怪人のようで・・・。