BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第26話感想

 ギャングラー怪人を取り逃がした後、街で人を無理やり勧誘しようとしている怪しい男に注意した透真だったが、なぜか男の言うがままに彼の開いている古武術道場に入門させられてしまう。さらに道場の師範代として透真の前に現れたのは、なんと咲也だった・・・。

 またまた異色の組み合わせ、今回は透真と咲也。古武術と言いながらどう見てもエアロビクスをやらされていることになぜか疑問を抱かない咲也と、やたらと先輩風を吹かせまくるウザさ全開の彼に静かにイライラを爆発させる透真に笑いが止まりませんでした。エアロビをやっている姿を魁利たちに見られて最後までいじられるし、以前怪人と体を入れ替えっこさせられてパトレンにあらぬ誤解を招いた件といい、透真は主役回でひどい目に遭う傾向がありますね。まぁ、彼のようにクールなキャラにこういう役回りをやらせたい気持ちはわかりますけど。咲也が爆弾を持たされた件について、ろくでもない思い出ばかりの回想ののちに「別にいいんじゃないか」と言ったのには笑いましたが、ちゃんと爆弾は処理ししてあげたり、巨大化戦で借りを返す機会を与えてあげたり、なんだかんだで咲也を助けてあげてましたね。一方、怪人の能力を抜きしても単純に騙されやすいだけなんじゃないかこいつ、と疑いたくなる咲也。結局「高額の月謝をだまし取られていたこと」を悟って怒りを燃やすあたり、時々こいつの性格がよくわからなくなりますね・・・。

 それにしても今回の怪人・・・どんな相手も問答無用で言うことを聞かせることのできるコレクションを持っていながら、やっていたことはインチキ道場を開いて高額の月謝を騙し取っていただけって、これまででも最大の宝の持ち腐れ野郎ではないでしょうか。使いようによっては世界を思い通りにすることだって夢ではないはずなのに、なんともったいない・・・。というか、なぜボスはこんなコレクションを部下に与えたんでしょうか。私だったらいざというときの切り札として自分で大事に持っておきますが。