BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週の快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第27話感想

 初美花の楽しみにしていたプリンを勝手に食べてしまったことでいつものように他愛のない小競り合いをする魁利。と、そこへ現れた男がそれを見ていきなり血相を変えて殴りかかってくる。男は初美花の父親だったのである。

 ・・・というわけで、スーパー戦隊恒例、女性メンバーのパパがやってきた回。この手の話の典型であるお見合い話はありませんでしたが、初美花がジュレで働くことに関してはちゃんと親の同意を得たうえだったんですね。この手の父親は古風で厳格かとんでもない親バカかのどちらかと相場が決まっていますが、初美花の父の場合は後者だったようで。しょうもない喧嘩をしていただけの魁利を見ただけでああでしたから、いつものように咲也が懲りずにアタックをかけるところに出くわしでもしたら血が流れていたかもしれないと思うと、不幸中の幸いでした。

 一方、ギャングラー怪人との戦いでは新武器及びルパンカイザー新形態のお披露目。以前ノエルが回収したコレクションと交換でコグレから借りたマジックダイヤルファイターが、ようやくその力を見せるときがやってきました。飛行船型メカというのがいかにも怪盗らしいですね。ただ、マジックアローについては要はものすごく貫通力の高い弓矢なので、地味と言えば地味ですね。VSチェンジャーのビームでは廃墟のビルの壁すら貫通できないというのもなんだか変な話ですし。一方、ルパンカイザーマジックについては・・・完全にノリがゴレンジャーですね。ロボ戦でゴレンジャーハリケーンもどきの技を見ることになるとは思いませんでした。全体的には楽しい話ですが、初美花とパパの話と戦闘の話があんまり結びついていなかったのが残念でしたね。