BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

今週のウルトラマンR/B 第11話感想

 ホロボロスの前にロッソとブルが敗れたところでオーブダークに変身し、いつもの八百長試合で勝利して見せて人心を得ようとする愛染。しかし当然負けっぱなしで終わる湊兄弟ではなく、翌日再び八百長試合を演じようと愛染が怪獣を呼び出したところで、割り込みに入る!

 なんか見覚えのない怪獣が出てきたなと思ったら、オーブサーガに登場した怪獣だったんですね、ベゼルブ。めでたいはずの地上波初登場なのに、オーブダークとの八百長試合の相手として呼び出されるわ、ロッソとブルには邪魔だとばかりにダブル裏拳を食らうわ、散々な扱いでしたね。本来は怪獣をも操り人形にしてしまう毒が最大の武器のようですが、それを使う間もなくロッソアクアに撃墜され、ブルグランドの必殺技でトドメを刺されるというあえない最期を遂げました。

 八百長試合を台無しにされ怒り心頭のオーブダークですが、今回はベゼルブが大したことのなかった相手のため余力があったこともあり、気合満々の兄弟に圧倒され、コブラツイストをかけられたり顔をワシャワシャされたりとかっこ悪い姿をさらす羽目に。事情を知らない一般市民はこの一連の流れを見てどう思ったんでしょうか。そんなところに、突如あのホロボロスが再び出現。また愛染の悪あがきか?」と思った湊兄弟ですが、さにあらず。ホロボロスを召還したのはそのクリスタルを回収していた謎の少女であり、しかも彼らの目の前で、ホロボロスは咆哮を上げながら二足歩行へと変貌を遂げていった・・・というところで今回は終わり。ホロボロスは最近では珍しい四足歩行怪獣だったので、ここで二足歩行になってしまうのはもったいない気がしますが、物語に新たな展開をもたらすであろう謎の少女の登場には期待してしまいますね。