BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

神ノ牙 -JINGA- 第0話感想

 去年の「絶狼〈ZERO〉 -DRAGON BLOOD-」以来久々となる牙狼TVシリーズ最新作がスタート・・・したのですが、正直、あまり気分が乗りません。理由は、今回の主人公がジンガだということ。いや、ジンガ個人が嫌いというわけではないのですが(かといって好きでもないのですが)、ホラーになる前のジンガを主役にしてしまったらどのみち先に待ってる結末はあの有様じゃありませんか。結末がバッドエンドと分かり切っている話を見ることほど気が重いものはありません。かといって、結末を変えてしまったらそれはそれであんまりですし・・・。

 そんなこんなでどうにか決心して見始めた「神ノ牙」ですけど、とりあえず初回の印象としてはこれまでのシリーズと比べてそれほど目新しいものはないなというのが感想でした。おまけに、のっけから本来は子供思いの優しい母親だったホラーを斬らなければならないという重い展開。こういうもとは善人だったホラーを斬る話は見慣れているとはいえ、のっけからやられるのはやっぱり気が滅入りますね。見始めてもやっぱり重い気分は晴れませんが、それを吹っ飛ばしてくれるぐらい予想を超えた物語を見せてくれることを期待したいです。