BLACK DODO DOWN

HN:影月。「怪」のつくものを好み、特撮・ゲームを中心に、よしなしごとをそこはかとなく書き付くる。

SSSS.GRIDMAN 第5話感想

 林間学校に行った先で怪獣に襲われるという、今までに輪をかけてコンピューターワールドを舞台にした特撮版ではありえない話。どうやってグリッドマンに変身するんだろうと思ったら、キャリバーたちにジャンクを分解して運んで来てもらったうえで駅前でそれを組み立てて変身するという、現実的にそれしかないんだけど無茶苦茶大変な方法だったので笑いました。せめてオンライン経由でスマホからアクセスフラッシュできればいいんですけど、変身するとき以外グリッドマンがジャンクから動けないのは特撮版の頃からそうですからね。いつでもどこでも変身できるウルトラマン(まぁ基本的には人目のあるところではできないのですが)がいかに恵まれた存在なのかを改めて実感しました。

 今回アカネが送り出してきた怪獣は、怪獣というより山がそのまま動いていると言った方がいいような超巨大怪獣ゴーヤベック。それに対してグリッドマンは、ボラーが変身したアシストウェポン・バスターボラーと合体しバスターグリッドマンとなって対抗。ドリルだけでなくミサイルとガトリングまでガン積みとは、男のロマンの塊のようなメカですね。この手の超巨大怪獣というのはウルトラシリーズでも案外簡単に倒されるものですが(ロボット怪獣の方がよほどウルトラ戦士を苦戦させる)、ゴーヤベックもバスターグリッドマンのフルオープンアタックを食らい、半ば自重に耐えられず自己崩壊するようなかたちで倒されることに。ボラー自身も不満がっていましたが、自慢のドリルの活躍は来週以降に持ちこしですね。